「持続可能な社会に向けたLEDサプライヤーとしての取り組み――sustainabLED™」
2026年2月26日
梱包材による環境負荷低減 ― プラスチック削減を実現した新テーピングリール
当社では、創業以来掲げてきた「環境を大切にしよう」という想いのもと、環境負荷低減に向けたさまざまな取り組みを進めています。その一環として立ち上げた sustainabLED™ の活動では、LEDそのものの省エネ性向上や材料選定だけでなく、製品がお客様に届くまでの過程で発生する環境負荷にも目を向けています。この度当社では、"梱包材による環境負荷低減" をテーマに、プラスチック使用量を削減した新しいテーピングリールの使用を開始しました。今回のブログでは、その内容と環境への効果についてお話します。
プラスチック使用量削減に向けた取り組み
世界的に循環型社会への関心が高まる中、当社は梱包材の見直しを重要テーマの一つとして位置づけています。LEDを出荷する際に使用するプラスチック製リールの仕様を見直す事で環境負荷低減に大きく貢献できると考え、リール強度や使い勝手を維持しながら構造を最適化することで、プラスチック製リールの薄型化・軽量化を実現させました。このプラスチック削減リールは照明用LEDの主力製品へ適用され、既に量産出荷への使用を開始しています。また、今後は当社の様々な製品へと適用範囲を拡大する計画です。
環境効果
軽量化された新リールの使用により、当社としては年間約9.5トンのプラスチック削減を見込んでおり、CO2排出量は年間約24トン削減されます。1,000リールあたり約20kgのCO2削減であり、またお客様へ製品をお届けする際の輸送重量の低減にも繋がります。
※上記の数値は当社による試算値です。
信頼性を損なわないための徹底した検証
梱包材の変更において大切なことは、「環境にやさしい」だけを追求することではありません。お客様に安全・確実に製品を届けること、そして納入後も問題なく使用できることを保証することが不可欠です。そのため今回の新リールは、耐久性試験、実装性試験、また様々な外的ストレス試験を通して、安全性と信頼性をしっかりと確認しています。これらの試験を通じて、従来の仕様書内容を変更することなくプラスチック削減リールの導入が可能となりました。性能・品質・実装性に影響を与えることなく、プラスチック廃棄量の削減、ひいてはCO2排出量の削減に貢献する梱包仕様を実現しています。
まとめ
プラスチック削減リールの導入は当社の「梱包材の環境配慮」に向けた第一歩であり、より環境負荷の少ない梱包仕様の検討を予定しています。
環境負荷低減への取り組みは一過性ではなく、継続的な積み重ねが重要だと考えています。当社はこれからも、製品・工程・梱包のあらゆる側面から環境配慮を追求し、持続可能な社会の実現に向けて歩み続けます。
前回ブログで予告していました「脱水銀社会の実現に貢献するLED」に関しては、次回以降でご紹介させていただきます。