H6 シリーズ
これまでの常識を打ち破り
高演色と高効率を両立した
新時代のLED
製品の特徴
H6シリーズとは
半世紀以上の長きにわたって光と関わってきた当社の「光の質」へのこだわりから生まれた、光源の新たな時代をリードするLEDです。長年つちかってきた蛍光体とLEDの技術を組合せ赤色蛍光体を中心にスペクトルを最適化することで、演色性と発光効率がトレードオフの関係にあるというこれまでの常識を打ち破り、高演色と高効率の高いレベルでの両立を実現しています。Middle PowerからCOBまで拡がる製品展開で、店舗、オフィス、住宅、ヘルスケア施設など幅広い用途でお使いいただけます。
過去10年ほどで蛍光灯からLEDへと光源の移行が進みましたが、演色性と発光効率の両立は大きな課題として残りました。LED照明の普及は東日本大震災後の電力不足をきっかけとして急速に進みましたが、当時のLEDの技術では、三波長蛍光灯が達成していた演色性と発光効率の高いレベルでの両立が実現できず、たちまちの優先課題である電力不足に対応すべく、演色性については三波長蛍光灯に満たないレベルのまま発光効率最優先での普及が進みました。光の質の問題は積み残しされたのです。H6シリーズは、蛍光灯の時代から光の質にこだわりを持って取り組んできた当社が、この問題への回答として商品化したLEDで、発売以来、各方面から高い評価を受け、多くの賞を頂いています。
H6シリーズの特徴
高演色(Ra≥90, R9≥50, R15≥85)でありながら高効率(Ra≥80と同等)を実現
当社が長年つちかった蛍光体とLEDの技術を組合せ、赤色蛍光体※1を中心に発光スペクトルを最適化することで、元来トレードオフの関係にあった演色性と発光効率を高いレベルで両立させました。Ra≥80同等の効率でありながら、JIS Z9112:2019 Class2※2も達成しています。
※1 赤色蛍光体
Current社が保有する狭帯域赤色蛍光体(TriGain®)の技術を使用しています。
https://www.gecurrent.com/brands/trigain
※2 JIS Z9112:2019 Class2
日本産業規格 蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分
Class2は、事務所、住宅などで色を用いたコミュニケーション又は顔を見てのコミュニケーションを伴う作業、工場における色が重要な組み立て作業又は検査、医療機関などにおける診察、店舗などで商品、顔などの見え方が重要視される販売又はサービス提供を行う場合などに推奨される。
製品紹介動画
H6シリーズの活用イメージ
色味をより忠実に鮮やかに再現し、人の表情を明るく生き生きと見せる特徴を持つH6シリーズは、Middle PowerからCOBまで拡がる幅広い製品展開ともあいまって、店舗、オフィス、住宅、ヘルスケア施設など、光の質が重視される屋内照明にお使いいただけます。
- 店舗
商品を美しく照らし、色鮮やかな店内を演出
用途:スポットライト、ダウンライト、間接照明
- ホテル
快適な滞在と高級な雰囲気の演出をサポート
用途:シーリングライト、ダウンライト、スタンドライト
- パウダールーム
それぞれの色をナチュラルに照らし、シーンに合わせたメイクをサポート
用途:スポットライト、ダウンライト、間接照明
- リビングルーム
食卓を美しく彩り、家族の表情も明るく見せる光
用途:シーリングライト、ダウンライト、スタンドライト
- 病院・ヘルスケア施設
快適な滞在とコミュニケーションをサポート
用途:ベースライト、ダウンライト
- オフィス
エネルギーコストをアップさせずにより快適な作業環境を実現。WELL認証もサポート
用途:ベースライト、ダウンライト
H6シリーズの特殊用途への応用
H6シリーズの中には、その特性を最大限に活かし、特殊用途での使用に適した製品があります。
加齢によって起こる水晶体の黄変による色の見えにくさを補完し、「くっきりとした見えやすさ」を高めた高齢者向けクリアホワイト色LED、チアノーゼの観察に優れ、医療現場の照明に適したLED※3、テレワークやオンライン会議用の照明、SNS用の動画やオンラインショッピング向けの撮影等、一般の人が部屋の中でキレイに撮影するための照明としてTLCI対応仕様のLEDをラインアップしております。
お年寄りでも読み書きしやすいあかり
チアノーゼの観察に適したあかり
映像撮影に適したあかり
※3 一部の国ではチアノーゼの観察のしやすさの指標としてCOI(Cyanosis Observation Index)が使われ始め国際的にも普及しつつありますが、当社では、H6シリーズでこのCOIの要求事項を満たしたLEDの供給が可能です。