「持続可能な社会に向けたLEDサプライヤーとしての取り組み――sustainabLED™」
2026年5月20日
夜空を守るあたたかい光 ― 1800K LED がつくる心地よい光環境
屋外照明のLED化は、省エネルギーや長寿命といった利点から世界的に進んでいます。一方で、青白い光によるまぶしさや生態系への影響、夜空の明るさの増大などの「光害」が、新たな課題として注目されるようになりました。特に夜間に必要以上に明るく、青色成分を多く含む照明が、人の視環境や自然環境に影響を与える可能性が指摘されています。
今回のブログでは、当社が推進する sustainabLED™ の取り組みの一環として、光害抑制に貢献するLEDをご紹介します。
光害とは
光害とは、屋外照明などの人工光が、夜間環境に望ましくない影響を及ぼす現象を指します。主な影響には、以下のようなものがあります。
- 夜空が明るくなり、星が見えにくくなる
- まぶしさ(グレア)による視認性や快適性の低下
- 動植物の生息・生育への影響
中でも、高色温度の照明は青色成分を多く含むため、光が大気中で散乱しやすく、夜空の明るさを増大させる要因の一つとされています。そのため、屋外照明においては、用途や設置環境に応じた適切な色温度の選定が重要になります。
日亜のナトリウム灯色LEDがこの課題をどう解決するか
こうした光害への配慮を可能にするのが、当社のナトリウム灯色LEDです。本製品は、従来の屋外照明で広く使用されてきた高圧ナトリウム灯の発光色を忠実に再現し、あたたかみのある色味を特長としています。
さらに、1800Kという低色温度でありながら、高圧ナトリウム灯と比べて高い演色性を備えているため、視認性や快適性にも配慮した照明を提供します。これにより、人や動植物、夜空や周囲の景観と調和した、やさしい光環境の形成が可能となります。
主な用途・適用シーン
徳島県立農林水産総合技術支援センターとの共同研究により、当社のナトリウム灯色LED(1800K)の低誘虫効果が確認されています。夜間環境への影響を抑えつつ、虫の誘引を抑えることのできる照明として、以下のような用途・エリアでの活用が期待されています。
- 街路灯・道路照明
- 住宅地周辺
- 歴史的景観エリア
- 自然環境への配慮が求められる地域
まとめ
当社は、地球環境に配慮した製品づくりに今後も力を入れてまいります。これからも持続可能な未来に向けて、一歩ずつ取り組みを進めていきます。
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徳島県立農林水産総合技術支援センターとの共同研究についてはこちら